【VPインタビュー】「日本発」に魅力を感じて外資系からスタートアップへ。マーケティング本部VPの濱本さんが選んだprimeNumberという挑戦

こんにちは、primeNumberです。

今回はprimeNumberの執行役員でマーケティング本部VPの濱本さんに、転職の経緯やprimeNumberでの挑戦、そして現在取り組んでいるマーケティング組織の変革についてお話を伺いました。

外資系IT企業で約20年のキャリアを積んだ濱本さんが、なぜ今、日本発のスタートアップに挑戦することを選んだのか。そして、3つの事業を横串で支援するマーケティング組織をどのように形作っていきたいのか。濱本さんのこれまでの経歴から、primeNumberへの転職理由、これから目指す未来までお話を伺いました。

インタビューの模様はポッドキャストでも配信しています。

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Jリーグでの経験が転機に。「日本発」への想い

――これまでのキャリアについて教えてください。

IT業界が長く、前職はグローバルIT企業であるSAPという会社で20年弱勤めていて、継続してマーケティングを担当していました。

――そんな外資系ITの世界から、どうしてprimeNumberに転職しようと思ったのでしょうか。

実は前職では転職したいと考えたことはほぼありませんでした。きっかけは、SAP在職中の後半、Jリーグに5年間ほど出向していたことです。

Jリーグという組織は日本がヘッドオフィスなのでゼロからいろんなことを決められます。

一方、グローバル企業ではヘッドオフィス、SAPの場合はドイツの本社で大きな方向性が決められていて、日本の社員は日本のビジネスだけをやっていく形になります。Jリーグに勤めた時に、ゼロからいろんなことを自分たちで決められる働き方に憧れを持ちました。

もし新しい挑戦をするならば、日本のスタートアップで、かつ、IPOを目指して本気で事業の急拡大を目指しているような環境で働いてみたいと思うようになり、たまたまつながったエージェントの方にprimeNumberという会社を紹介してもらいました。

――当時の濱本さんから見てprimeNumberはどんな風に見えていたのでしょうか。

当時、もし転職をするなら、レイヤーが違うIT業界に挑戦してみたいと思っていました。業務系のアプリケーションは在職していたSAPが世界一だと思っていますし、今でもその気持ちはあまり変わりません。primeNumberのTROCCOのようなプラットフォームに近いミドルレイヤーのSaaSは、日本では結構珍しいと思います。そういった所にチャレンジしているという点を、ポジティブに受け止めました。

コーポレートブランディングの推進から顧客起点のマーケティング組織変革まで

――濱本さんは入社されてから本格的にコーポレートブランディングに取り組まれたかと思います。その内の1つが、自社主催のコーポレートイベント「01(zeroONE)」を「DATA SUMMIT」へと改名したことでしたよね。

そうですね、元々の「01(zeroONE)」という名前は私たちのビジネスドメインであるデータが0と1の集合体であることなどから採用された名称で、多くの社員が01という名前に愛着を持っていました。

ですが、それまでの01はイベントの実施内容と開催目的に少しづつずれのようなものが生じ始めていたタイミングだったため、このイベントの実施目的や開催形式などをあらためて見直していくことにしました。

私たちは日本のデータ業界を主導できる存在になっていきたいという思いがあり、その活動の一つがこのイベントの開催だった訳ですが、それがもっとストレートに伝わるようにした方が良いのではないかと議論し、イベントの名称を前回からDATA SUMMITに改名することにしたんです。

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DATA SUMMIT Keynoteの様子

――コーポレートブランディングやコーポレートイベントへの取り組み以外にも、入社してから今に至るまで、さまざまな変化があったのではないでしょうか。

想像以上にスタートアップ、primeNumberは変化が激しく、それをエンジョイしています。

特に今期(2025年11月〜)から組織運営を3つの事業で構成する事業部制に移行したことは大きな変化でした。ここに対してどうマーケティング本部として支援をしていくか。これが一番大きな変化だと思いますし、マーケティングの組織に属しているメンバーも、このキャッチアップには結構苦労しているのではないかと思います。

――濱本さんとしては変化したマーケティング組織を今後どういう形にしていきたいのでしょうか。

まず、この事業部制は単なる組織改変ではありません。これは「どういったお客様のどういった成長をどういうやり方で解決していくのか」を再定義した上で、3事業部に分かれています。この3つを有機的に組み合わせながらお客様のAI-Nativeな事業成長を支援していく、これが私たちが今やろうとしていることです。

事業部は3つに分かれましたが、マーケティング本部自体は横串で支援をしていく共通組織なので、これをいかにうまく実現するかを考える必要があります。

もともとマーケティング本部はイベントやセミナーを実施して市場から見込み顧客を獲得する、いわゆるマーケティング活動を実行する部署だったのですが、そこにブランディングチームやPMM、PRチームが集まりました。社外とのコミュニケーションに関わるメンバーが集まり、今まで機能別でバラバラに行っていたことを、顧客起点で組織を再設計しながら支援できるように変えていく、こういった変革を一生懸命やっている最中です。

入社した時、primeNumberは日本のスタートアップでよくあるThe Model型の組織を構築し、そのプロセスをデータを使いながら改善していくということに長けている組織だと思いました。例えばオンラインの主催ウェビナーを作り、インハウスでデジタル広告を運用、広告からリードを獲得し、そのリードを営業組織に渡して、そこからインサイドセールスが架電をするといったプロセスです。

ただ、実はprimeNumberに入社してしばらく、primeNumberのみならず日本のスタートアップ業界は、The Modelで謳われているファネル型の分業制度モデルの効能を信じ過ぎているように感じていました。

The Modelに記載されている方法論は、グローバル企業では結構馴染みのあるもので、昔から社数の多い中小企業のお客さまをターゲットにする際によく活用されています。一方で、アカウントベースで大手企業に対して大きなACV(Annual Contract Value、年間契約金額)を獲得するやり方もあり、こうしたやり方をどのように使い分けながら成長していくか、こうしたことに取り組まないといけないという危機感は実は入社当時から持っていたかもしれません。

また、今まではセミナーやイベント、デジタル広告など、マーケティング機能別にPDCAを回している組織でした。今後はいかに顧客起点でマーケットとコミュニケーションをしていくか、こういう視点で活動全般を再設計していこうと考えています。

データを使いたいと思ったとき、primeNumberのロゴが浮かぶ世界を

――今後はどんな未来を実現したいでしょうか。

primeNumberという会社はバリューに共感したメンバーが集まった組織だと考えています。これは代表の田邊さんの想いが詰まったもので、私もそこに対してすごく共感していて、こういう会社だからprimeNumberにジョインしてみようと思いました。

一方、今後ますますの成長を目指す中で、いわゆるパーパス、primeNumberが社会に存在する意義、こういったものも問われてくるフェーズに入ってきたんだろうと思っています。

primeNumberは「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」というビジョンを持って事業活動を行っています。なので、データエンジニア、データアナリストのような方々はもちろん、データからは少し遠い事業部門の方々も含めて、データを使って何かしたいと思った時に頭の中にprimeNumberのロゴが思い浮かぶ、そんな状態をマーケットにいち早く作っていきたいと思っているのが、今私が目指している世界観ですね。

――最後に一言コメントいただければと思います。

私は仲間と一緒に仕事を楽しく頑張って、その成果をみんなで祝いたい、こういう組織で働きたいという思いが非常に強いんです。今のマーケティング本部は、非常に優秀な方々が集まってくれています。このチームでこの1年間一生懸命頑張って、FY26が終わったタイミングに、みんなでその成果を祝いたいです。

――ありがとうございました!

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