
こんにちは、primeNumberです。今回は経営企画の嶋本幸之助さんに、データを活用した業績可視化の取り組みや経営企画の役割についてお話を伺いました。
嶋本さんは財務会計のコンサルティング会社、宇宙関連ビジネスのファイナンス部門でのキャリアを経て、2025年1月にprimeNumberに入社しました。
経営企画の役割は「お金・データを準備すること」と「会社の現在地を伝えること」
——経営企画が具体的には何をしているのか、実は社内でも知らない方が多いかもしれません。改めて、経営企画とはどのような仕事なのでしょうか?
会社によって異なる部分はありますが、一般的には4つの機能があります。1つ目は経営管理、つまり予実管理のような業績の管理です。2つ目は戦略の策定。3つ目はファイナンス機能、資金繰りなどを担当する部分です。そして4つ目がIR、投資家向けの広報になります。primeNumberでも、この4つの機能を担っていくことになります。
現在は1番目の経営管理、予実管理の部分を中心に取り組んでいます。上場を目指す、より魅力的なIRを行いたいという観点から、今のprimeNumberに最も必要な業務として取り組んでいます。2番目の戦略策定については、現在は各部門がその機能を持っているので、今後は経営企画として積極的に関わっていきたいと考えています。
――こうした業務は、企業にとってどういう意味を持つのでしょうか?
会社がもつ資産には「人・物・金・データ」がありますが、経営企画は「金・データ」を準備し、みんなが働ける場を作る仕事です。また、社内外に向けて「会社が今どこを走っているのか」を伝えることも大切な業務です。たとえば「予算が3億円で、まだ半分しか経っていないのに2億円使ってしまった」という状況が分かれば、「これはまずい」と認識できますよね。
業績の解釈を提供することで、社員のモチベーションにもつながりますし、投資家にとっては投資判断の基準にもなります。経営企画はそういった意味で、企業にとって重要な役割を担っていると考えています。
2週間で実現した、全社業績を可視化するダッシュボード構築
——そんな中で、まずは全社の業績数値をダッシュボードで可視化されましたね。これはどのような仕組みで作られているのでしょうか?
Manageboardという予実管理システムからデータを取得し、スプレッドシートで集計、Looker Studioに入れ込んでグラフ化しました。これまでは別システムを使って管理していたのですが、より多くの人に見てもらいたいと考え、今回はLooker Studioを選択しています。リンク一つでアクセスできて、データの修正や分析もしやすい点が便利だと思いました。データの集計に約1週間、Looker Studioでの可視化に3〜4日くらい、全部で2週間弱でダッシュボードを構築しました。
今回は第一弾としてスピードを優先にダッシュボードを構築しましたが、現状の仕組みだとデータの更新作業が手間なので、今後はTROCCOを使って自動化することで運用しやすく改善する予定です。
——ダッシュボードを公開して、社内からの反応はいかがでしたか?
色々な方から「すごい」「いいですね」と言ってもらいましたし、データ分析をする方々からは「これが欲しかったんだよね」という声をかけてもらいました。
データを見せることの重要性は前職でも感じていました。たとえばかつて飲食店チェーンに常駐していた時、各店舗の予実管理や店舗別のPL(損益計算書)を見せたところ、「え、儲かってなかったの?」と店長さんが驚いたり、数字を見せることでやる気が出てきた店長さんもいました。肌感覚では売上が良いと思っていても、実際には経費がかかりすぎて利益が出ていないケースもあります。このように、数値は非常に大切なものですし、primeNumberの社内でも、誰でもアクセスしやすい形で公開したいと考えていました。
IPOへの道のり――内部統制を、現場に寄り添いながら進めて行きたい
——今後IPO(株式公開)に向けて、経営企画はどのような取り組みをしていくのでしょうか。
内部統制などのオペレーションを変えていくことになります。たとえば、CSから上がってくる請求書一覧が正確かどうかをチェックするため、CS側でのチェック、経理側でのチェックという相互チェックを行うような体制を整える予定です。
こうした変更について、単に「内部統制上必要だから」と言うのではなく、現場に寄り添った形で説明することが大切だと考えています。内部統制では厳しいフローを課すこともありますが、現場の視点やオペレーションを考慮したものにしていきたいですね。コーポレートは単独で価値を生む部門ではなく、フロント部門が最大限価値を生み出せる体制を整えることが重要だと考えています。
「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」というprimeNumberのビジョンを、嶋本さんは経営企画の立場から体現しました。業績の可視化によって社内でもデータに基づく意思決定を促進し、経営の透明性を高める取り組みは、IPOを目指す会社の基盤づくりとなっています。
primeNumberでデータの力を活かしながら、IPO準備に取り組むことにご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご応募ください。
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