こんにちは、primeNumberです。
primeNumberのポッドキャスト「素数ラジオ」のnote版、今回はカスタマーサクセス本部でカスタマーサクセスエンジニアとして活躍されている小松さんに、転職の経緯やお仕事のやりがいについてお話を伺いました。
番組の本編や、小松さんの趣味について語った後編についてはぜひポッドキャストでお楽しみください。
https://listen.style/p/primenumber/amspu2fy
https://listen.style/p/primenumber/zm4trliy
カスタマーサクセスエンジニアという特殊な職種
――まずは自己紹介をお願いします。
カスタマーサクセス本部に所属しております。カスタマーサクセスエンジニアをやっている小松と申します。
――カスタマーサクセスエンジニアとは、どんなお仕事をしているのでしょうか？
カスタマーサクセスエンジニアはprimeNumberの特殊な職種だと思うので説明すると、うちの製品やサービスをご契約してくださったお客様に対して技術的な支援や、プロダクトを活用していく上で重要なことのサポートを中心にやっております。
私はフィールドセールスチームにいるので、ご契約前の商談に出て製品のデモをしたり、ご契約いただいた直後のオンボーディングを担当しています。技術的な知識は必要ながらもコーディングはしていないので、一般的なイメージで言うとプリセールスに近い職種だと思います。
10年のエンジニア経験からの転職決意
――今までもエンジニアだったんですか？
そうですね。primeNumber入る前は、ずっと普通のエンジニア、Javaエンジニアでした。新卒で入った会社10年くらいいて、そこで初めての転職がprimeNumberでした。
――10年いた会社を転職って結構な気持ちの切り替えが必要だと思うんですけど、どういう経緯で転職を考えようと思ったんですか？
前職の会社で出産と職場復帰を子供2人いるので2回経験して一旦落ち着いて、今後子育てしながら仕事をしていく上でどういうキャリアがいいんだろうかを漠然と考え始めたところが最初のターニングポイントになりました。
子供を産む前と比べたら全然仕事量が減って、時短でもありましたし、時間的な制限がある中で、周りからもセーブしていただいてたので、だいぶ仕事が落ち着いて考える時間が多かったんです。
エンジニアとしての自分への疑問とやりがいの再発見
――次の職種はどういう転職を考えてたんですか？
ずっとエンジニアをやってきたんですけど、自分がエンジニアであることに違和感があって、今後を考えたときに技術を極めていきたいとか、こういったエンジニアになりたいみたいなのがあまりなかったんですよね。
よくよく考えてみたら私ってエンジニアとして今後もやっていきたいんだっけという疑問があって、今までの仕事のやりがいを感じれた部分を棚卸していくと、対お客さん、顧客折衝や、お客さんの課題解決に携われてた時期に一番やりがいを感じてたので、そっちの方向にシフトチェンジしていこうと転職活動を始めました。
primeNumberとの運命的な出会い
――その中でprimeNumberとはどういう形で出会ったんですか。
実はGreenというエンジニア向けの転職サイトを見てて、本当にたまたま最初に手が止まったのがprimeNumberでした。写真の感じがよかったっていうか、社員の楽しそうな感じがすごいいいなと思ったんです。
基本的にベンチャーでやってきたので、小さい会社で距離が近い感じで働けるところが自分の性に合ってると思っていたので、会社の雰囲気や風土を重視していました。
カスタマーサクセスって営業の経験がないと採用していただけない企業が多い中で、primeNumberのカスタマーサクセスエンジニアはエンジニア上がりの人がほとんどだと書いてあったので、エンジニアの経験を活かしながらカスタマーサクセスという職種変更ができるかもしれないと思いました。
カジュアル面談での確信
――そこからカジュアル面談を受けて実際に入社いただくんですけど、その過程でいかがでしたか？
採用の大野さんと中村さんとカジュアル面談していただいたんですけど、さらに印象が良くなって、その時に若干「ここかもしれない」って思いました。興味を持ってくださっている感があったというか、私の話を深掘りしてくださる雰囲気で、こういう人と一緒に仕事したいなって思えました。
職種変更の大変さとやりがい
――実際に入社してカスタマーサクセスエンジニアとして活動されるわけですけど、今までずっとプログラミングを書いていた方が全く変わった職種につくって結構大変そうに思うんですけど、どうでした？
確かに大変でしたし、今も大変を感じながらやってるんですけど、これがやりたかったことかもってちょっと思ってます。
やっぱりSESのエンジニアだと、プロジェクトが終わってしまうとそのシステムとはさよならなんですよね。いくら頑張って仕様を覚えて開発しても、実際にリリースされた後にお客さんがどう使ってるかを知らずにプロジェクトから離れることがほとんどで、ずっとそこがもやもやしてました。
同じプロダクトに長く携わりたいという思いがあったので、今はTROCCOやCOMETAといった製品にずっと注力して、お客さんの課題にどう向き合えるかに従事できているのは、まさにやりたかったことが叶えられていると思います。
――今もずっと大変ってお話でしたが、大変なところってどのあたりですか？
一番大きいのは、うちのプロダクトの知識だけだと全然対応できないことです。お客さんのデータ基盤に関わる製品なので、お客さんが既存で使っているシステムやサービスをある程度理解した上で提案する必要があります。
TROCCOの転送元と転送先になるサービスについての知識もどんどん習得していかないといけないので、キャッチアップ範囲が広いんです。最初の1ヶ月ぐらいは商談で何言ってるかわからない時もありました。
エンジニア経験が活きる場面
――逆にエンジニアやってよかったなとか、今活きてるなみたいなものってあります？
お客様がデータエンジニアやデータアナリストの方が多いので、SQLの知識や、データベースで管理するということの意味など、エンジニアとして当たり前にやってきた知識がベースにないと厳しいところがあると思います。そういう知識があることで、お客様との会話もスムーズになりますね。
理想的なワークライフバランスの実現
――お子さんがいらっしゃるということですが、今はどんなワークライフバランスでお仕事されてますか？
基本的に出社の時は早く帰るようにしていて、私がお迎えに行くことが多いので、お迎えまでに仕事を終わらせるようにしています。リモートができる環境なので、在宅の日は長めに仕事したり、金曜日は飲みに行きたいので、旦那と相談して毎週金曜日は割とフリーにしてもらっています。
出社が週に3回、リモートが2日ですが、前職がフルリモートだったんです。フルリモートも家のことができて良かったんですが、出社日が固定で決まってて、パッと相談できたり、聞こえる会話に入ってみたりできるのはリモートじゃできないことですし、仕事の進み方が圧倒的にスムーズなので、すごくちょうどいいバランスだと思います。
未来への展望とプロダクトへの思い
――将来的にはどういう方向を進んでみたいとお考えですか？
子育てが落ち着かない状況は数十年続くと思うんですが、やっぱり一つのプロダクトにこだわるというのがやっていきたい方向だと転職してわかったので、プロダクトマネージャーなど、プロダクト寄りにシフトしていくのは興味がある分野ですね。全然違う職種の経験も、仕事の本質はどの仕事でも変わらないと思うので、そこは活かしていきたいです。
心に響く8 Elements「良心に問いかける」
――最後にprimeNumberで掲げている8 Elementsの中で、小松さんが好きなものを挙げていただけますか？
「良心に問いかける」が一番刺さっています。常に自分がしたことは自分に返ってくると思って生きていて、どんな仕事も対人なので、周りの人と気持ちよく仕事していくためには、自分の良心に反することはやりたくないという思いが根底にあります。
primeNumberの最終面接でCEOの田邊さんが、家族に胸を張れる仕事をしたいよねという話をされたのがすごく印象的でした。仕事って人生の中で結構な割合を占めるものなので、自分として誇れるような働き方をしていきたいと思っていたので、すごく良い言葉だなと今でも思っています。
収録を終えてby 小松さん
推しが同じ甲斐さんとお話していたので、半分オフ会でとてもリラックスできました（笑）
転職前はprimeNumberのnoteをよく読み漁っていたので、届け、未来の仲間へ！ という気持ちでいっぱいです。
すべての「未経験者」に愛と感謝とリスペクトを。
小松さんには、エンジニアとしてのキャリアを見つめ直し、本当に自分がやりがいを感じる仕事を見つけるまでの道のりと、新しい職種での挑戦についてお話していただきました。
番組の本編や、小松さんが趣味について語った後編についてはぜひポッドキャストでお楽しみください。
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